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南郷アートプロジェクト2014|南郷Re-collection

barスマモリ★マスター対談

「barスマモリ」は、島守に関わりのある方が月替わりでマスターを務めます。そして、そのときの感想や、島守のことや地域に対する思いを率直に話してもらう「マスター対談」をしていただいています。6月のマスターを務めた島守出身の坂本慎哉さんは、南郷高校で生徒会長を務めた“頼れるアニキ”。どんな話が聞けるか、ごゆっくりお読み下さい。

2週間前から料理の試作を開始した!頼れるアニキ

山本:
どうでした?やってみて。2週間くらい前から料理の試作してたよね?
坂本:
そう、何作ったらいいかねって。料理を作るのが好きで、前はいろいろ作ったりもしてたんです。南郷って、親が兼業農家の人が多いから、兄弟の誰かが料理を作ったりっていう感じで、ちっちゃい時から料理してる人は多いですよね。だから、よく自分で作ったりしてたんだけど、最近は料理はまったくやらなくなって。だから、思い出すために練習してました。
山本:
リハビリだ!
坂本:
そう、リハビリ(笑)
山本:
島守に住んでた頃は、採れた野菜で料理をしてた?
坂本:
あ~やってましたね。家にもちろんありますからね。冬だと大根積んであったりとか、白菜とか、置いてあるのを持ってきて料理してましたね。自家製の味噌とか使って。
山本:
いいですねぇ~すごく。料理は出来る人だけど、練習してたのは出す前に味を確認したかったからか。
坂本:
もっとね、肉じゃがとか作りたかったけど。
山本:
メンチカツも、白、黒二種類出してくれたよね(笑)
坂本:
やっぱり揚げ物って加減が難しい。火も通ってるかわからないし…。
山本:
でも、油跳ねるからって、ちゃんといろいろ準備してきてくれて、最後コンロの掃除までしてくれたからね〜。素晴らしいですよ、先生のような、マスターのカガミですネ。
坂本:
そんなことないですよ。
山本:
どう?あれ以来、料理してる?
坂本:
まぁやってないですね(笑)
山本:
リハビリになってない(笑)
坂本:
今日も、スーパーのレトルト美味しいなぁ~と思いながら…。

大掃除や床はがしに来てくれていたメンバーや外国人、メディアの取材も

山本:
坂本君のリハビリは置いておいて(笑)、この前の「barスマモリ」は、お客さんが多かったんですよ!僕の家の改修に関わってくれていた人たちが、久しぶりに来てくれたり。
坂本:
「山本さんち」の改修のお手伝いをしていた人たちと会ったときに、「山本さんちで何かないの?」って言うから、『barスマモリ』ていうのがあるよって教えたら来てくれたんですよね。他にもFacebook見てる知り合いから、や~行きたかった〜とか、次いつあるの?とか声掛けられて。
山本:
それっていいね、口コミ。いろんな人がマスターをやることで広まっていくといいな。
坂本:
そうですね。
山本:
南風農園さんも、今回初めて来てくれて。彼らも最近移住してきた人たちだから、ここの人たちとつながれるような「出会いの場」を求めてるところはあるかもしれないよね。『barスマモリ』に来て、南郷の若い人にこんなに会うのは初めてだって言ってた。
坂本:
すまもり中世の田んぼクラブがやった田植えにも来てくれてましたよね。
山本:
そこでバーやりますよって言ったら来てくれて、なんと楽器まで演奏してくれて!今回は、下は7歳から上は50歳くらいまで。東京から取材に来てくれたライターさんもいましたね。
坂本:
SAMA-YAMA(さまやま)さんも来ましたね。
山本:
さまやま?
高橋:
はっちに滞在していたアーティストですよ。
山本:
あ~外国の人ね。
坂本:
すげーな、すげーなってみんな言ってましたよ。
山本:
スマモリなのに、インターナショナル!(笑)
坂本:
だから今日はっちに展覧会見に行って書いてきたよ。「この間、メンチカツ揚げた坂本です。やっと来れました。」って(笑)
山本:
昼間はATV青森テレビの人もきてた。今度「山本さんち」の取材に来てくれるみたい。この前は、はっちのボランティアガイドの方が昼間に来てくれて、カンパしてくれたんだよね。参加とは違う形で応援してくれる人も出てきたってことかもね。バーをやることによって、いろんなことが起きればいいなと思って始めたんだけど、すこ〜し、すこ〜しは変化があるんじゃないんですかね?
坂本:
普段帰ってきても、若者を見たことなかったけど、『barスマモリ』みたいな場があると若者が集まってくるじゃないですか。そういうところに行くと、まだ若い人がいるなぁって感じますよね。ただ、固定メンバーだけじゃなく、もうちょっと増えてってくれるといいですけどね。
山本:
ここに来てなくて、僕たちが知らない若者もまだいるみたいだしね。ここに来る人が固定化してきてるから、今から入るのには躊躇するところもあるような気もする。あの人たち盛り上がって楽しそうだけど、行っていいのかなとか、行きにくいなとか。
坂本:
ちょろっと声かければ来てくれそうな気もするんですけどね〜。
山本:
僕も開催するときは、毎回メールで直接誘ってる人はいるんだけど、なかなか来れないみたい。もちろん地道に続けるんだけど。やっぱり目標は若い世代だけじゃなく、おじいちゃん、おばあちゃんが来てくれることだけど、そこまで行くにはたぶん何年かかかるような気がするな…。

「やっぱり島守に戻ってきたい」

山本:
坂本君はいつまで島守にいたの?
坂本:
高校は南郷高校で生徒会長をしてた。そのあと就職して、5年目で転職したのを機に南郷を出ました。朝早いし出張も多いから、なかなか島守から通うのが難しくなっちゃって。それで八戸市の中心部にある会社の寮に住み始めて。
山本:
今、どうですか?外から南郷のことを見ていて?
坂本:
やっぱりこっちに戻りたいなっていうのはすごくありますよ。なんでかっていうと、外でバーベキューできるじゃないですか!(笑)。というのは、南郷だとバーベキューやるぞって声かけたら来てくれる人がいる。でも、今の自分の家だと、車で来ても、車を停めるところもないし、呼んでもまあ1人か2人ぐらいしか来ないだろうし…。
山本:
人口は圧倒的にあっちのほうが多いけどね。
坂本:
まぁ便利は便利ですけどね〜。でも、今はサンデーで食材とかも売ってるんでしょ?南郷は南郷で便利になってきてるんじゃないですか。逆に、個人商店はどんどんなくなってきていますけどね…。
山本:
昔、僕の家の前の通りは「竹下通り」みたいだったんでしょ。
坂本:
そうですよ。お店がぼんぼんあってね。
山本:
せんべい屋さんは頑張って、毎日おせんべい焼いてるけどね。保育所での企画のアンケートにも協力してくれて嬉しかったな。外からお客さんが来た時に、地元のせんべい屋だからって連れてったんだけど、そのときはほぼ商品がないタイミングだったみたいで、買い占めちゃった。

南風農園

南郷にある農園。2013年から移住してきた水野夫妻つくる無農薬のにんじんを使ったにんじんジュースは絶品。http://nanpufarm.com/

すまもり中世の田んぼクラブ

島守地区で発見された中世の田んぼを使った地域おこしを行う団体。

SAMA-YAMA(さまやま)

アーティストのあべさやかとカメラマンのマヌス・スウィーニーによるオランダ在住のアーティストユニット。2014年度八戸ポータルミュージアムはっちアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加。

はっち

2011年2月にオープンした、八戸市中心街にある新たな交流と創造の拠点となる公共施設。

サンデー

南郷に2014年にできたホームセンター。

保育所の企画

島守保育所の閉所に際して行われたアートイベント「ありがとう島守保育所」のこと。